COLUM
今からはじめよう!内臓脂肪を落とすためには
内臓脂肪とは
内臓脂肪とは、おなか (腹腔) の内臓の周りに蓄積した脂肪のことです。胃、腸、肝臓、膵臓などの臓器を包み込むようについています。
内臓脂肪は、皮下脂肪 (皮膚の下につく脂肪) と異なり、見た目からはわかりにくいのが特徴です。しかし、内臓脂肪は皮下脂肪よりも健康への悪影響が大きいことが分かっています。
蓄積の原因とリスク
内臓脂肪が蓄積する原因は、主に以下の3つです。
- 食べ過ぎ: 糖質や脂質の多い食事を続けると、余分なエネルギーが脂肪として蓄積されます。特に、糖質は内臓脂肪に変わりやすいことが分かっています。
- 運動不足: 運動不足になると、エネルギー消費量が減り、脂肪が蓄積されやすくなります。
- 睡眠不足: 睡眠不足になると、食欲を抑制するホルモンであるレプチンが減少し、食欲増進ホルモンであるグレリンが増加します。その結果、食べ過ぎてしまい、内臓脂肪が蓄積されやすくなります。
内臓脂肪の健康リスク
内臓脂肪が蓄積すると、以下の健康リスクが上昇することが分かっています。
- 糖尿病: 内臓脂肪は、インスリンの働きを阻害し、糖尿病のリスクを高めます。
- 脂質異常症: 内臓脂肪は、悪玉コレステロール (LDLコレステロール) を増やし、善玉コレステロール (HDLコレステロール) を減らすため、脂質異常症のリスクを高めます。
- 高血圧: 内臓脂肪は、血圧を上昇させるホルモンを分泌するため、高血圧のリスクを高めます。
- 脂肪肝: 内臓脂肪は、肝臓に脂肪が蓄積し、脂肪肝の原因となります。
- 動脈硬化: 内臓脂肪は、血管の内壁に炎症を起こし、動脈硬化の原因となります。動脈硬化は、心筋梗塞や脳卒中の原因となります。
- がん: 内臓脂肪は、がん細胞の増殖を促進することが分かっています。特に、大腸がんや膵臓がんのリスクを高めることが分かっています。
内臓脂肪を減らす方法
内臓脂肪を減らすためには、食事、運動、生活習慣の3つの側面から取り組むことが大切です。
食事
- 糖質の摂取量を控えめにする: 白米、パン、麺類、菓子類などの糖質の摂取量を控えめにする。
- 食物繊維を多く摂取する: 野菜、果物、きのこ、海藻類などの食物繊維を多く摂取する。
- たんぱく質を多く摂取する: 肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく質を多く摂取する。
- 脂質の摂取量を控える: 揚げ物、脂っこい食品などの脂質の摂取量を控える。
- ゆっくりよく噛んで食べる: ゆっくりよく噛んで食べると、満腹感を得やすくなり、食べ過ぎを防ぐことができる。
運動
- 有酸素運動を週に3~5日、30分以上行う: ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動を週に3~5日、30分以上行う。
- 筋力トレーニングを取り入れる: 筋力トレーニングを取り入れることで、基礎代謝が上がり、脂肪燃焼効果がアップする。
生活習慣
- 十分な睡眠をとる: 毎日7~8時間程度の睡眠をとる。
- ストレスを溜めない: ストレスを溜めないように、適度な運動や趣味などを行う。
- 禁煙する: 喫煙は、内臓脂肪の蓄積を促進するため、禁煙することが重要です。
- 適度な飲酒: 過度な飲酒は、内臓脂肪の蓄積を促進するため、適度な飲酒を心がける。
その他
- サプリメント: ダイエットサプリメントの中には、内臓脂肪の減少に効果があるものもある。ただし、サプリメントはあくまでも補助的な手段であり、食事や運動と併用する必要がある。
- 医療機関を受診する: 肥満が著しい場合は、医療機関を受診し、医師の指導を受けることが大切です。
まとめ
内臓脂肪を減らすためには、短期間で結果を出そうとせず、長期的な視点で取り組むことが大切です。食事、運動、生活習慣の3つの側面からバランス良く取り組みましょう。
内臓脂肪を減らすことは、生活習慣病の予防や改善にもつながります。 健康のために、ぜひ取り組んでみてください。
店舗情報
Asmy恵比寿店
▼営業時間
10:00~20:00(年中無休:年末年始を除く)
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西1-3-11 belle恵比寿601
03-6416-3356
Asmy渋谷店
▼営業時間
10:00~20:00(年中無休:年末年始を除く)
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷1-14-15森ビル4階
03-6712-5672