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腱鞘炎の予防と対策

腱鞘炎の予防と対策

腱鞘炎とは

腱鞘炎は、腱と腱鞘と呼ばれる組織に炎症が起こる病気です。腱は筋肉と骨をつなぐ組織で、腱鞘は腱を包み、スムーズに動くように支える組織です。

主な症状

患部の痛みや腫れ
指や手首の動かしづらさ
指の曲げ伸ばし時の引っかかり
指の曲げ伸ばしができない
指が曲がったまま伸びない
手首の親指側の腫れや痛み


原因

手や指の使い過ぎ
同じ動作を繰り返す
長時間同じ姿勢を続ける
骨格の歪み
ホルモンバランスの変化
妊娠・出産
糖尿病
リウマチ

腱鞘炎の予防法

腱鞘炎は、手や指の使い過ぎが主な原因です。そのため、予防には以下の点に注意しましょう。

  1. 手や指を適度に休める

長時間同じ作業を続けるのではなく、こまめに休憩を取りましょう。休憩中は、手を軽く握ったり、指を開いたり閉じたりして、血行を促進します。

  1. 同じ動作を繰り返さない

腱鞘炎は、同じ動作を繰り返し行うことで起こります。仕事や家事などで同じ動作を繰り返す場合は、意識的に動作を変えたり、休憩を挟むようにしましょう。

  1. 長時間同じ姿勢を続けない

長時間同じ姿勢を続けることも、腱鞘炎の原因となります。パソコン作業などをする場合は、1時間に1回程度は立ち上がって体を動かしましょう。

  1. ストレッチや筋力トレーニング

手のストレッチや筋力トレーニングを行うことで、腱や腱鞘の柔軟性を保ち、腱鞘炎を予防することができます。

  1. 骨格の歪みを矯正する

骨格の歪みは、手や指に負担をかける原因となります。骨格の歪みが気になる場合は、整骨院などで矯正してもらいましょう。

その他

十分な睡眠をとる
ストレスを溜めない
バランスの良い食事を摂る
水分補給をこまめに行う
これらの予防方法を実践することで、腱鞘炎を予防することができます。

簡単にできるストレッチ法

  1. 指の曲げ伸ばし
    手のひらを上に向け、指をグーにします。
    ゆっくりと指をパーにします。
    これを10回程度繰り返します。
  2. 指の反らし

手のひらを上に向け、指をまっすぐに伸ばします。
ゆっくりと指を手の甲側に反らせます。
痛みを感じない範囲で、10秒程度キープします。
ゆっくりと指を元の位置に戻します。
これを10回程度繰り返します。

  1. 手首の曲げ伸ばし

手のひらを上に向け、手首をゆっくりと曲げます。
痛みを感じない範囲で、10秒程度キープします。
ゆっくりと手首を元の位置に戻します。
手のひらを下に向け、手首をゆっくりと曲げます。
痛みを感じない範囲で、10秒程度キープします。
ゆっくりと手首を元の位置に戻します。
これを10回程度繰り返します。

  1. 手首のひねり

手のひらを上に向け、手首をゆっくりと小指側にひねります。
痛みを感じない範囲で、10秒程度キープします。
ゆっくりと手首を元の位置に戻します。
手のひらを下に向け、手首をゆっくりと親指側にひねります。
痛みを感じない範囲で、10秒程度キープします。
ゆっくりと手首を元の位置に戻します。
これを10回程度繰り返します。

  1. 指のクロスストレッチ

右手をグーにします。
左手をグーにして、右手の親指を人差し指と中指の間に入れます。
右手を軽く握り、左手を引っ張ります。
痛みを感じない範囲で、10秒程度キープします。
反対側も同様に行います。

ストレッチを行う際の注意点

痛みを感じない範囲で行う
無理に伸ばさない
ゆっくりと行う
1日数回行う
これらのストレッチは、あくまでも参考です。ご自身の症状に合わせて、無理のない範囲で行ってください。

まとめ

近年はパソコン、スマートフォンの操作をする方がほとんどだと思います。同じ親指ばかりで操作していたり、長時間同じ姿勢で続けていると腱鞘炎の原因になりがちです。体の負担にならないよう日頃からの生活を気をつけてみてください。

店舗情報

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